家の売却の相場は?築年数ごとにご紹介し…

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家の売却を考えるうえで、「売却の相場はどのようなものだろう」、「築年数と相場の関係はどうだろう」という疑問が出てくるでしょう。

そこで今回は、築年数で見る売却のタイミングと、売却するときの税金について紹介します。

□築年数で見る売却のタイミングとは

事実として、家は築年数が経過すればするほど価値が下がります。
そのため、高く売りたいのなら、少しでも早く売るべきでしょう。

ここまでは当たり前のことと言えば当たり前のことなので、もう少し詳しく見ていきます。

まずは、戸建てのほうがマンションに比べ価格の下降スピードは速いです。
これは、戸建ては木造が一般的で、マンションは基本的に鉄筋コンクリート造だからです。

次に、戸建ては、築10年までは相場の下落スピードが速いです。

最も急速に相場が下落する期間は築10年までの家なのです。
築10年が経過するまでのおよそ半分まで相場が落ちるのが一般的です。

そのため、この間は1年間での保有する価値が大きいことになります。

そして、戸建ては、築20年までの相場の下落速度はなだらかです。

大まかに、築15年時点で新築の3割、築20年で2割程度まで相場が下がると言われています。

これを超えると、市場価値はほぼゼロになってしまいます。

最後に、マンションは、比較的穏やかに下降します。

東日本不動産流通機構が出している首都圏の中古マンションの築年数別の資産価値の推移を見ると、築10年経つと築5年以内の売却価格の82.2%、築20年を超えると42.4%と推移していきます。

□売却時の税金が控除されることがあるのか

家の売却で、利益が出た場合は、基本的に税金がかかります。
しかし、一定の条件を満たすと、特例でこの負担を軽くできます。

特例を2つ紹介します。

1つ目は、3000万円特別控除です。

これは、マイホームの売却時に譲渡所得から3000万円まで差し引ける特例です。
譲渡所得が3000万円以下であれば、所得税と住民税は課税されないということです。
これには、マイホームに住まなくなってから3年以内に売るなどの適用条件があります。

2つ目は、マイホームの買い替えで使える住宅ローン控除です。

これは、家の買い替えの時、住宅ローンを利用してマイホームを買うと、毎年ローン残高の1%、最大40万円あるいは20万円を10年間、所得税・住民税から控除できるという制度です。
これは中古住宅にも適用されます。

□まとめ

今回は、築年数で見る売却のタイミングと、売却するときの税金について紹介しました。
家を売却する場合、タイミングや特例など知っておくべきことがたくさんあります。

売却を考えている方は、ぜひ当社にご相談ください。

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