中古マンションが購入される理由をご紹介…

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今、中古マンションの売上が上がっています。
では、なぜこんなにも中古マンションが購入されているのでしょうか。
そこで今回は中古マンションが購入される理由を紹介します。
中古マンションを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

□中古マンションが売れる理由とは

中古マンションが売れるのには以下の理由があります。

1つ目は価格が安いからです。
東日本大震災から、建築費が上昇し続けています。
また、東京オリンピックの開催が決まり、建築業界が盛んになり、建築資材や人材が少なくなり、費用が高くなっています。
そのため、価格設定も上昇し続けています。

価格が上昇し続ける新築マンションと、下がる中古マンションの2つの理由で価格差がどんどん開いています。
首都圏のマンションでは1000万円もの差が出てくる場合もあります。

2つ目は住宅ローンの低金利で購入しやすくなっているからです。
建物を購入する際は、とても大きな買い物なので、住宅ローンを借りる方が大半でしょう。
実は2016年2月にマイナス金利が導入され、マイホームを購入しやすくなりました。

新築も同様に金利が下がっているのですが、中古マンションの場合は価格が安いため、利息も少なくて済むので、購入のハードルが新築よりずっと低いです。

3つ目は選択肢が多いからです。
既に首都圏や駅近など都合の良い場所にはマンションが建っている場合が多いです。
そのため、好条件の物件の候補が豊富で、ご自身にぴったりの物件を探せます。

4つ目は資産価値が下がりにくいからです。
首都圏、駅近に建っているマンションは築年数が経っても、資産価値が下がりにくいです。
しかし、新築のマンションは新築を売りにしているため、購入した時点で物件価格が下がってしまい、資産としての価値が低い物になってしまいます。

そのため、余計に新築と中古の費用の差が大きくなってしまいます。

□中古マンションを選ぶ際の注意点とは

上のメリットだけで中古マンションを選ばないようにしましょう。
選ぶ際は以下の点に注意しましょう。

1つ目は共有部分の清潔さです。
エントランスやエレベーター、ごみ置き場などの共有部分の清潔さを注意してみておきましょう。
清潔でない場合は、居住者が厄介か、管理人がしっかりしていないかです。

2つ目は眺望です。
部屋からの景色がどんなものかを確認しましょう。
窓からの眺めは資産価値を決める重要な要素です。
近くに工場や墓地などの嫌悪施設がないかチェックしましょう。

3つ目は方位、日当たり、風通しのよさです。
これら3つは快適に過ごせるかを左右します。
快適さ以外にもクーラーの効きにも影響し、光熱費に大きな違いが出ることを理解しておきましょう。

4つ目は給湯器です。
給湯器の寿命は12から15年程度です。
加えて取り換え費用は20から30万円と高額です。
そのため、購入してからすぐに取り換えしなければいけないという事態にならないように、最近いつ更新をしたのかを確認しておきましょう。

5つ目は匂いです。
見た目としてあらわれていなくても、壁の内側にカビなどがあれば匂いとして出てきます。
部屋に入った際に嫌な匂いがした場合は、劣化が進んでいるサインです。
すぐに違う物件を選ぶようにしましょう。

□買うべき中古マンションとは

中古マンションの中でも、2001年以降に建てられたマンションを購入することをおすすめします。
なぜ2001年以降のマンションなのでしょうか。
それには以下の理由があります。

1つ目は価格が下がりきっているからです。
マンションの価格は築年数が20年ほど経つと価格が下がりきってしまいます。
そのため、中古でも比較的新しいマンションに住みたいけど、価格は抑えたいとお考えの方には、ぴったりの物件になります。

2001年を基準として探せば、美しさを残したまま、価格が下がっている物件を発見することが可能でしょう。

2つ目は品確法施行後の物件だからです。
2000年4月に住宅の品質に関する法律が新たに制定されました。
国の法律のため、これをクリアしている物件の品質に関する信用度はとても高く安心して暮らせる物件に間違いないでしょう。

3つ目は設備や仕様が現在のマンションに近いからです。
例えば、オートロックやキーレスエントリー、テレビモニター付きのインターホンなど現代の新築マンションと同じような設備がそろっています。
2001年以前のマンションは設備面で欠けている場合がありますので注意しましょう。

4つ目は好立地の物件が多いからです。
2001年前後にマンションの需要が高騰して、好立地に多くマンションが建てられています。
そのため、豊富な物件から条件の良いものを選びやすく、満足のいく物件購入ができます。

□まとめ

中古マンションについて解説しましたがいかがだったでしょうか。
この記事がお客さまの満足のいく物件購入を手助け出来たら幸いです。
また、この記事についてなにかご不明の点がございましたら気軽にご相談ください。

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