不動産売却について興味がある方へ値下げ…

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不動産売却に興味をお持ちの皆様、不動産がなかなか売れなかった時のことはお考えですか。
売出価格で売却できれば良いのですが、希望の金額で売却するのは難しいです。
そこで今回は不動産売却に興味がある方に向けて、値下げのタイミングをご紹介します。
不動産売却を行う際に、ぜひ参考にしてみてください。

□不動産の値下げはどのような場合に行うのかを解説します!

冒頭でも書きましたが、不動産を売出価格で売却することは難しいため、値下げを行うケースがよくあります。
まずは、値下げをしなければならなくなる理由と、その役割を解説します。

*値下げの判断は市場の状況に依存する

不動産の価格を値下げする必要があるのは、不動産売却の価格が市場の需要と供給に大きく依存しているからです。

人気のある物件を不動産市場が活発な地域に売り出している場合は、値下げをする必要がない、もしくは少しで済む場合が多いです。
一方で、人気がない物件の場合や、不動産市場が活発ではない地域に売り出している場合は、相場より低い価格まで値下げをしても全く売れないことがあります。

人気のある物件を取引が活発な地域で売り出せるといいですが、そのような好条件で売却できる機会は少ないですよね。
売出価格で物件を売却できないケースに値下げを行います。

*値下げの役割とは?

続いて、値下げの役割について解説します。
結論から言うと、値下げは需要と供給を調整するために行います。
基本的に売主は高く売却したいと考え、買主は安く購入したいと考えますよね。
そこで値下げを行うことで、この需要と供給を均衡価格にする必要があるというわけです。

そのため、売り出す際にはお持ちの不動産の相場価格より少しだけ高めに売出価格を設定しておきましょう。
そして、その価格で売れない場合は少しずつ値下げをしながら均衡価格帯で購入してもらうという戦略が有効です。

□値下げを行うタイミングとは?

ここではより詳細に不動産売却の値下げを行うタイミングと、可能な範囲で値下げをしないようにする方法を3つご紹介します。

1つ目は、競合となる物件が多い場合です。
多くの競合物件が市場に出ている時に、あなたの不動産を売り出してしまうと他の競合物件と比較されてしまい、値下げを求められることが多いです。

競合物件が売却され、少なくなってから不動産を売り出せば、値下げの可能性を減らせますよ。

2つ目は、近くに安価な不動産がある場合です。
ご自身の物件を相場の価格で売り出していたとしても、近くにご自身の物件よりも安い物件があると比較され、高いと思われてしまいます。
安価な物件はすぐに売れる可能性が高いため、その物件が売れるのを待ちましょう。
その後で売り出すことで、少しでも希望の価格での売却できる可能性を上げられますよ。

3つ目は、築年数のキリが良い場合です。
買主は物件を探す際に築年数をキリのいい数字で区切ることが多いです。

例えば、ご自身の物件が築9年10カ月だと仮定します。
この場合、売却開始から2カ月経つと築10年未満を超えてしまいますよね。
そのため、売却のスケジュールを2カ月に設定してその間に売れるように値下げを行うのが効果的です。

このように様々な条件を加味しつつ値下げのタイミングを図りましょう。

□値下げを極力しないためのテクニックとは?

ここでは、必要以上に値下げを行わないで済むテクニックを2つご紹介します。

1つ目は、価格交渉に対応するテクニックです。
価格交渉はセールスポイントを買主にしっかり伝えつつ、交渉の余地を示すことが大切です。
なぜなら、絶対に交渉しないという考えだと、評判が悪くなり買主が現れなくなる可能性があるからです。

実際に交渉を行う際は、まず最初に自分が思っている売却の最低価格よりも高い金額で交渉を始めましょう。
また、値下げ交渉を受ける際には、交渉開始前にこれ以上下げられないという売却の最低価格を決めておきましょう。
そうすると、どうしても買主が折れてくれない場合に、最終手段として出した金額でも、あなたは満足して売却できますよ。

2つ目は、値下げの加減のテクニックです。
こちらは、徐々に端数を取っていく方法をおすすめします。
一気に価格を下げてしまうと、本当はその程度の価値しかない不動産なのではないかと誤解されかねないためです。
このテクニックは1つ目のテクニックとの併用が効果的です。

例えば、最初は現在の売出価格から少しだけ安い値段を提示しましょう。
そして、ある程度価格を下げても相手がどうしても折れてくれない場合に、交渉前に決めていた最低価格まで一気に価格を落として交渉を成立させるという方法がおすすめです。

□まとめ

今回は不動産売却に興味がある方へ、値下げのタイミングをご紹介しました。
値下げのタイミングをしっかり理解しておき、希望の価格で売却できるように対策しましょうね。
もし不動産売却のことで他にもお悩みがございましたら、ぜひ一度当社にご相談ください。

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