-
NEWS家を売る予定の方へ!電気ガス水道の止めるタイミングをご紹介
「家を明け渡すけど、電気ガス水道はいつ止めたら良いのだろう」
不動産売却が決定している方で、このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
今回は、電気ガス水道などのライフラインをいつ止めるべきかについて解説します。
不動産売却をするご予定の方は、ぜひご一読ください。
□電気を止めるタイミングを解説
まず初めに、電気を止めるタイミングについて解説します。
電気は生活していく中でも、必要不可欠のライフラインでしょう。
ただ、家の売却が決まって家から退去するタイミングで止めてしまっては、不便を感じてしまいます。
電気を止めるタイミングはできるだけ物件の引き渡し日に設定することをおすすめします。
しかしその際に、「それでは住んでいない間もずっと基本料金を払い続ける必要があるのか」と思う方もいらっしゃるでしょう。
結論から言うと、電気は支払いを続けてでも止めない方が良いです。
家の売却活動の際には、家を買いたいと希望する人が内覧に来ますよね。
その際に電気が全く使用できなかったらどうでしょうか。
薄暗い中で内覧をしなければいけないだけでなく、冷暖房が全く使えないため、快適な空間を提供することもできません。
内覧では物件の購入希望している人にいかに良い印象を与えるかが重要です。
そのため、電気は止めない方が良いでしょう。
電気を止める際には、電力会社に連絡をする必要がありますよね。
その連絡は1週間前を目処にすることをおすすめします。
しかし、電力会社の休業日も考慮して解約の通知をしてください。
□ガスを止めるタイミングを解説
続いては、ガスを止めるタイミングについてです。
電気の解約と異なり、ガスは早めに止めても問題ありません。
ご自身が家から退去するタイミングで止めると無駄がなくて良いですね。
ガスを止める際にも事前に解約の連絡をしましょう。
解約希望日の前日に連絡をしても、すぐに手続きを受け付けてもらえないことが多いです。
加えて、ガス解約の手続きについても解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ガスを解約する際は、ホームページや電話で手続き可能です。
立ち会う必要はないでしょう。
手続きの申し込みの際は、解約したい日や連絡先の他に、引越し先の住所や最終請求額の支払い方法などを聞かれます。
また、ガス契約時のお客様番号も把握しておきましょう。
聞かれても良いようにあらかじめ書き出すなどをしておいてくださいね。
ガス周辺器具の取り外しは、ご自身でする必要があります。
取り外し方法は、ガス会社のホームページに記載されているので、そこで確認できるでしょう。
しかし、ご自身で取り外すのは不安と感じる方もいらっしゃいますよね。
その場合は、ガス会社に依頼することも可能です。
ただその際は、有料のサービスになるため依頼する前に確認することをおすすめします。
最終のガス料金は、前回の検針日から停止するまでの日数です。
日割りの計算で求められることが一般的でしょう。
また、保証金についても確認してください。
ガス開始時に保証金を預けている場合は、通常であればその金額が返却されますよね。
特にプロパンガスを使用している場合に多いです。
忘れないように押さえておきましょう。
□水道を止めるタイミングを解説
ここまでは電気とガスを止めるタイミングについて紹介しました。
最後に解説するのは、水道を止めるタイミングについてです。
ズバリ、水道を止めるタイミングは、引き渡し日です。
その理由は2つあります。
1つ目は、売却活動中に定期的な掃除ができなくなるからです。
家を売却する際、内覧者に良い印象を与えるために定期的な掃除は欠かせませんよね。
水道を止めてしまっては、水を使用した掃除ができません。
家は掃除をしないと誰もいなくても汚れが溜まっていきます。
売り出し期間が長くなればなるほど、湿気によるカビが発生する可能性も高くなります。
水道を止めて掃除ができないと、汚れてしまい売れなくなるという悪循環になってしまうでしょう。
2つ目の理由は、買主が引越し前に掃除できないからです。
入居を開始する前に、自分の手で掃除をしたいという買主の方もいらっしゃいます。
その要望にも応えられるように、水道は止めない方が良いです。
水道の停止手続きの際は、ガス同様に立ち会い不要です。
中には、オートロックの場合や、新しくできたマンションで水道局側が建物形状を把握していない場合などでは立ち会いが必要です。
1週間前までに申し込みの手続きを済ましておきましょう。
申し込みをする際には、水道局の営業日を確認することも大切です。
休業している日もあるため、直前で解約日が遅れてしまったということがないように事前に把握しておきましょう。
□まとめ
今回は、電気水道ガスを止めるタイミングについて解説しました。
ガスは退去日に止めても支障はないですが、電気と水道は引き渡しギリギリまで解約しない方がよかったですよね。
不動産売却する予定の方はぜひ参考にしてみてください。