不動産オーナーの皆さん!売却のタイミン…

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不動産のオーナーの方はいらっしゃいませんか。
不動産売却について、いつがベストタイミングなのかと悩む方は多いでしょう。
そこで、今回は売却の最も適したタイミングと売却時期を考えるときに気をつける必要がある点について紹介します。

□売却に適した時期について

不動産売却のベストタイミングについて、タイミングの鍵となる主な3つのポイントから紹介します。

1つ目は、季節に注目することです。
新生活を始める前の2、3月は家を探す方が増え、不動産が売れることは予想できるでしょう。
季節面で考えるタイミングは、毎年訪れる引越しする方が多くなるシーズンに合わせるだけで良いため、わかりやすい戦略ですね。
新生活が始まっている4月は家を探す方がいなくなることから考え、売れづらくなることも含めて考えると1月から3月に売却活動することがおすすめです。

2つ目のポイントは、築年数です。
ここでは、戸建とマンションに分けて紹介します。

マンションの場合は、15年以上になると設備の修繕費用が高くなり、価格が急に落ちるというデータがあります。
戸建はマンションよりも下落幅が小さくて、築26年以降価格がほぼ下落しません。
なぜなら、建物価格がゼロになり土地価格のみで取引されるようになるためです。
したがって、戸建のベストタイミングは築15年までで、26年を過ぎてしまった場合はいつでも同じ金額で売却することになるのでいつでも良くなります。

マンションの場合は、築0年から25年目にかけて猛烈な勢いで下落するというデータがあります。
特に、築15年以降に下落が激しいため、マンションを売却する際は築6年から15年の間が良いでしょう。

3つ目は、税制を考えることです。
所有期間によって税率が異なっていることは知っていますか。
税率は、5年を境に長期か短期かで分けられており、所有期間が長くなることで税率が低くなります。
したがって税率のタイミングではかると、所有期間が5年を超えるタイミングで売るとよいでしょう。
しかし、居住用財産の場合は、3000万円の特別控除が受けられるため気にする必要はないです。

以上の3つが売却のベストタイミングを知る手がかりとなるポイントです。

□売却時期を考えるときの注意点について

上記では、売却タイミングを決めるポイントについて解説しました。
ここでは、売却時期を考えるにあたっての注意点を3つ紹介します。

1つ目は、住宅ローン残債と売却価格のバランスを考えることです。
先ほど築数が浅いほど高値で売れると解説しましたが、住宅ローンについて注意が必要です。
なぜなら多くのローンが残っていると、売却金額のみでは完全に返済できないことがあるためです。
残債が返しきれないことが起きないように、年数が浅く多額のローンがある時は不動産会社に査定してもらう必要があるでしょう。
そして、大体の金額を把握してから売るか売らないかの判断をすると良いでしょう。

2つ目は、転居したいタイミングの6ヶ月前に動き出すことです。
なぜなら、時間に余裕がないと不利な状況の中で売却せざるを得なくなってしまうため、損をしてしまう可能性があるからです。
急に決まった移動により時間に余裕が持てない場合は、買取を考えることをおすすめします。
また、土地の境界が確定していない場合は、より時間に余裕を持つ必要があるため、遅くても6ヶ月前には動き出しましょう。

最後のポイントとしては、不動産を早めに手放すことが大切です。
なぜなら、将来の日本の住宅供給は過剰になり多くが空き家になってしまうことから、不動産の資産価値が下がっていくことが予測されているからです。
したがって、早めのうちに売ることをおすすめします。

以上の3つの注意点に気をつけて売却時期を考えましょう。

□まとめ

今回は、不動産売却のベストタイミングと売却時期を決定する際の注意点について解説しました。
ベストタイミングを知るためのポイントと決定する際の注意点の両方を考慮に入れ、臨機応変に対応することが重要であることがわかりましたね。
売却タイミングを考える際にこの時期を参考にしていただければ幸いです。

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