専属専任媒介契約とは?向いている方の特…

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不動産の売却を考えていると、媒介契約や専任契約など、聞きなれない言葉を耳にすることが多いですよね。
そこで本記事ではどのような契約があるのか、解説します。
取引でトラブルに発展しないためには、これらの知識が必要になりますので、不安な方はぜひご覧ください。

□専属専任媒介契約とは?概要を解説します!

そもそも契約には、「専属専任媒介」「専任媒介」「一般媒介」の3つがあります。
専属専任媒介契約には、以下のような特徴があります。

・売りにくい物件を手間をかけずにできるだけ早く売れる可能性がある
・1つの不動産会社だけに物件の売却を依頼する制限が最も厳しい契約

一般媒介契約は、他の2つと比較して、早く売ることが可能で、売却に柔軟です。
また、この契約手法はあまり手間もかからず、自由度も高いので、バランスの良い契約手法だと認識されています。

しかし、売る物件が人気であるかそうでないかによって、売れる早さに違いが出てきます。
一般媒介契約では人気な物件は素早く売却できますが、それほど人気でない物件を売却するのには向いていません。
売りにくい物件の場合は、専属専任・専属専任媒介契約の方が素早く売却できます。

□専属専任媒介契約に向いている方とは?

専属専任媒介契約の特徴について知っていただけたでしょうか。
では、どのようなケースが専属専任媒介契約に向いているのかを解説していきます。

1つ目はきちんと活動報告をもらいたい場合です。
一般媒介契約では、売却活動の報告は義務付けられていません。
しかし、専任媒介契約では、2週間に1回以上の報告が義務付けられているため、きちんと活動状況を把握したい場合は、専任媒介契約もしくは専属専任媒介契約を選びましょう。

2つ目は売却活動に手間と時間をかけたくない場合です。
一般媒介契約では、売主自らが複数の不動産会社とやりとりをしなければならなくなる場合があります。
そのため、仕事などによって時間が取れないという方は専任媒介契約・専属専任媒介契約がおすすめです。

この2つであれば、連絡を取る不動産会社を1つに絞れるため、時間を最小限にしてしっかり売却活動の状況を把握できます。

□まとめ

契約の種類には「専属専任媒介」「専任媒介」「一般媒介」の3つがあります。
それぞれによって特徴は異なりますが、きちんと活動報告をもらいたい方、売却活動に時間や手間をかけたくない方は専属専任媒介契約がおすすめです。
それぞれの契約の特徴を把握して、ご自身にマッチした契約を選んでくださいね。

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