家が競売にかけられる理由について解説し…

  • NEWS

競売にかけられてしまうと、市場価格と比較して破格の金額で落札されることが多いです。
では、どのような理由から住まいが競売にかけられるのでしょうか。
そこで本記事では競売の概要と、競売にかけられる理由を解説します。
競売を回避する方法がイメージできるため、ぜひ参考にしてください。

□競売とは?概要を解説します!

そもそも競売とはどのような売却方法なのでしょうか。
これは差し押さえた財産を裁判所の手続きによって現金化する方法です。
売られてしまうのは、土地や建物などの不動産や、貴金属や自動車などがあります。
基本的に換金性が高いものが売られてしまいます。

□競売にかけられる理由には何がある?

では、競売にかけられる理由には何があるのでしょうか。
大きく分けて以下の3つのケースがあります。

・住宅ローンを返済できずに競売にかけられる
・事業用のローンを返せなくなる
・消費者金融の借金が原因で競売にかけられる

*住宅ローンを返済できずに競売にかけられる

住宅ローンは多くの場合、購入した物件を担保にしてお金の貸付を受けます。
そのため、住宅ローンの返済に困ってしまうと、金融機関は競売で家を現金化して、お金を回収しようとするのです。
競売にかけられてしまうケースの原因のほとんどがこちらにあたります。

*事業用のローンを返せなくなる

事業用ローンの借り入れでも、自宅や事務所を担保とすることが多いです。
こちらも返済が滞ってしまうと担保にしている不動産が競売の対象となります。
住宅ローンと異なるのは、事業用のローンを複数借りていると、担保に設定される抵当権が1つでないところです。

抵当権がたくさん設定されていると、設定された順番に順位がついて、番号の順番に返済が行われます。
これによって債務の整理が複雑になってしまいます。

*消費者金融の借金が原因で競売にかけられる

消費者金融の借金が原因で、自宅が差し押さえられて売られてしまうケースもあります。
近年は消費者金融を利用するハードルが下がってきているため、知らないうちに借金が大きくなっていたという方が少なくありません。
多重債務で借金を返せなくなると、自宅を手放さなくてはなりません。

□まとめ

自宅が競売にかけられるのは、一般的に債務の返済が滞っていることが主な原因です。
市場価格より非常に低い価格で売却されてしまいますので、今回のご紹介した3つのケースに当てはまらないように、注意してくださいね。

一覧へ戻る