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NEWS遺産相続した方へ!確定申告が必要なケースについてご紹介!
親族が亡くなって相続が発生すると、相続に関係する手続きをしなければなりません。
遺産相続では、確定申告が必要になる場合があることをご存じでしょうか。
そこで本記事では確定申告が必要になるケースと必要書類をご紹介します。
基本的に確定申告は必要ありませんが、特定のケースでは必須になるので、ぜひチェックしておいてくださいね。
□遺産相続で確定申告が必要なケースとは?
今回ご紹介する遺産相続で確定申告が必要になるケースは以下の3つです。
・相続した遺産を売却した場合
・収入が生まれる遺産を相続した場合
・相続した遺産を寄付した場合
*相続した遺産を売却した場合
相続によって取得した不動産を売却し、利益が発生した場合はその利益に対して所得税がかかります。
そのため、売却日の翌年の3月15日までに確定申告をする必要があります。
*収入が生まれる遺産を相続した場合
収入を生む遺産を相続した場合も確定申告が必要です。
収入を生む遺産とは、賃貸マンションやアパート、駐車場などが該当します。
これらの賃貸不動産を相続した場合は、相続が発生してからの賃貸収入は所得税の確定申告が必要です。
*相続した遺産を寄付した場合
3つ目のケースは相続した不動産を寄付した場合です。
この場合は確定申告は義務ではありませんが、寄付した団体から交付を受けた受領証を添付して申告すれば、所得税の寄付金控除が受けられます。
節税につながるので、しておいて損はないでしょう。
□確定申告に必要な書類をご紹介します!
相続財産を受け取って確定申告をする場合に必要になる書類は、通常の確定申告と変わりません。
そこで申告者全員に必要な書類をご紹介します。
まずは確定申告書です。
給与所得や公的年金などの所得、配当所得のみの申告に対応している確定申告書Aと、所得の種類に関係なく、誰でも使用できる確定申告書Bがあります。
次はマイナンバーが確認できる書類です。
マイナンバーカード があればスムーズですが、もしなければ住民票やマイナンバー通知カードに加えて運転免許証などの本人確認書類を準備しておくと良いでしょう。
最後は収入額を確認できる書類です。
確定申告書に記入する所得について、金額がわかるものを用意しましょう。
□まとめ
遺産相続で確定申告が必要になるケースをご紹介しましたが、今回の3つ以外にも確定申告が必要になるケースがあります。
もし興味がある方は、確定申告に必要になる書類と合わせてチェックしておくと良いでしょう。