空き家の取り壊しで補助金が出る?補助金…

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みなさんは空き家の取り壊しによって補助金がもらえることを知っているでしょうか。
また、知っている方の中でもなぜ補助金が設けられているのか、理由をご存じでない方は多いでしょう。
そこで本記事では補助金が設けられている理由と補助金制度をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

□空き家の取り壊しで補助金がもらえる理由とは?

空き家の取り壊しでどうして補助金がもらえるのでしょうか。
それは空き家が存在していると様々な問題が発生するからです。
空き家が放置されたままだと、以下のような問題が発生するリスクがあります。

・人がいないことによって、空き家で放火が起こる可能性がある
・建物が老朽化することによって、倒壊のような事故が起こる恐れがある
・街の景観を損ねてしまう
・不法投棄をする場所にされてしまう

このような結果を招く前に、空き家の解体を自治体は推し進めています。
これによって補助金が設けられているわけです。

□利用できる補助金をご紹介します!

では、具体的にどのような補助金が利用できるのでしょうか。
ここではいくつかの補助金をご紹介します。

*老朽危険家屋解体撤去補助金

これは老朽化によって倒壊するリスクがある危険な家の撤去を推し進めるための制度で、補助金をもらうには、自治体から認定を受けなければなりません。
自治体によって補助金の金額は異なりますが、おおよそ解体費用の5分の1から2分の1ほどが支給されます。

*都市景観形成地域老朽空き家解体事業補助金

これは都市の景観を保護するために、長期間放置された家の解体費用を補助する制度です。
支給を受ける条件としては、解体した後に景観形成基準を満たすような使い方が求められています。
支給金額は先ほどの老朽危険家屋解体撤去補助金と同様で、解体費用の5分の1から2分の1ほどです。

*建て替え建設費補助金

これは劣化が進んだ家を撤去して、一定の基準を満たす住まいを建築する施主に解体費用や建築費用を補助する制度です。
良質な住まいとして、賃貸部分を含むことなどそれぞれの条件が設定されています。
この制度を導入しているかどうかは自治体によって異なりますので、各ホームページをチェックしてください。

□まとめ

街の治安を守るために、空き家の取り壊しに対して補助金制度が設けられています。
もし、相続した建物の利用計画がなければ、解体費用の補助金をもらって解体すると良いでしょう。
また、今回ご紹介した補助金制度の他にも制度が存在しますので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

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