空き家の電気代を節約する方法を解説しま…

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「空き家を放置したままにしているが、電気を通しておくべきなのか」
このような疑問をお持ちの方は多いでしょう。
そこで本記事では、空き家に電気は必要なのか、電気代を節約するにはどうすれば良いのかについて解説します。

□空き家に電気は必要?

空き家に電気は必要なのでしょうか。
結論から先に申し上げますと、電気の通電は必ずしも必要ではありません。
すでに空き家の解体が決まっているのであれば、電気の契約は解約すると良いでしょう。
もし電気が通ったままだと、漏電によって火災が発生する可能性があるからです。

しかし、売却する予定であれば、内覧のために電気は通しておくと良いです。
内覧時に電気が使えないと、購入希望者がじっくり物件を観察できないからです。

誰も住む見込みがないなら、ブレーカーを落としておきましょう。
ブレーカーさえ落としておけば余分な電気代はかかりませんし、漏電のリスクもなくせます。
不要な家電は処分しておくのがベストですが、すぐに処分できなければコンセントを抜いて使わない状態にしておきましょう。

しかし、ホームセキュリティ管理をしている物件の場合は電源を落とさない方が良いです。
ホームセキュリティとは、火災やガス漏れ、不法侵入のような異常を察知するシステムで、センサーやカメラが24時間監視しています。
システムは電気で管理されているため、ホームセキュリティが導入されている物件では電気を止めない方が良いでしょう。

□電気代を節約するにはどうすれば良い?

ここまででも少し解説しましたが、空き家の電気代を節約するにはどうすれば良いのでしょうか。
最も効果的なのが、コンセントを抜いておくことです。
コンセントは、繋いでいるだけでも待機電力というものが発生し、電力が消費されています。
待機電力だけでは大きな金額にはなりませんが、それでも電気代は発生してしまうので注意しましょう。

また、契約しているアンペア数を小さくするのも有効です。
契約しているアンペア数によって電気代は変わってきます。
実際どれくらいの電気代になるのか、東京電力のプランでチェックしてみましょう。
基本料金は、10アンペアで286円、15アンペアで429円、20アンペアで572円、30アンペアで858円、40アンペアで1144円です。

一人暮らしの適正アンペアは20アンペアから30アンペアだと言われています。
空き家で電気を使うのは、基本的に掃除のときかと思います。
掃除機の必要なアンペア数は2アンペアだと言われているので、15アンペアあれば十分でしょう。

□まとめ

ホームセキュリティ管理をしているのであれば、空き家の電源は落とさない方が良いでしょう。
こうなるとどうしても電気代はかかってしまうので、契約しているアンペア数を小さくするなどして、電気代をできるだけ安く抑えてくださいね。

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