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NEWS相続手続きで印鑑証明が必要な理由について解説します!
遺産相続の手続きを進める上で必ず必要になってくるのが印鑑証明書です。
遺産分割協議が終わっても、申請を銀行や証券会社、法務局などで行わなければなりません。
しかし、印鑑証明がなぜ必要なのか、どこで入手すれば良いのかわからない方が多いのではないでしょうか。
そこで本記事では印鑑証明の必要性と入手方法を解説します。
□相続手続きに印鑑証明が必要な理由とは?
なぜ相続手続きに印鑑証明が必要なのでしょうか。
実印と印鑑証明書は本人が管理していますから、基本的に第三者が利用することはできません。
つまり、契約書の書類に実印が押されており、その実印に対する印鑑証明書を添付しておけば、本人が自分の意思でハンコを押したことが証明できるのです。
ただ、全ての相続手続きで印鑑証明書が必要であるわけではありません。
印鑑証明が必要になる手続きは以下のようなものがあります。
・銀行の預貯金を解約する
・証券会社の移管手続きをする
・信用金庫の出資金解約をする
・法務局の相続登記
・税務署の相続税申告
・車の名義変更
これらの手続きをする提出先からは、印鑑証明書の提出が求められるでしょう。
有効期限には無し、3ヶ月、6ヶ月の3つのパターンがあるので、手続きをする前に確認しておいてくださいね。
□印鑑証明を手に入れる4つのポイントを解説!
印鑑証明書を手に入れるには、印鑑が登録されていることが大前提です。
これまでは市町村役場に出向かないと印鑑証明書が受け取れませんでしたが、最近では他の場所でも取得できるようになりました。
ここでは印鑑証明書を取得する際のポイントをご紹介します。
1つ目は土日であっても市区町村役場で取得できることです。
市役所・区役所には平日に行かなければならないと思っている方が多いですが、実は印鑑証明は臨時窓口で受け取れるケースが多いです。
事前にお住まいの地域の役所が臨時窓口を設けているかチェックしておくと良いでしょう。
2つ目はコンビニや自動交付機でも取得できることです。
印鑑証明は役所以外でも入手できますので、ホームページで確認してみましょう。
コンビニ交付が可能な場合は6時ごろから23時ごろまで利用できるので非常に便利です。
□まとめ
相続手続きには印鑑証明が必要です。
役所でしか手に入れられないと思われがちですが、平日でなくても臨時窓口で受け取りが可能なケースもありますし、コンビニで取得できることもあります。
手軽に手に入れられるので、事前にホームページを確認して入手方法を決めておいてくださいね。