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NEWS不動産の売却をご検討中の方に向けて!引き渡しの際の流れをご説明します!
不動産の売却を検討中の方はいらっしゃいませんか。
その際には、引き渡し前に準備するべきことがあります。
さらに、引き渡し当日の流れも把握しておく必要があります。
今回は、不動産売却の引き渡しの流れについて解説します。
□不動産売却における引き渡し前の準備とは
不動産売買の契約後、残代金決済日までに、買主は住宅ローンの申し込み手続きに移ります。
その際には、抵当権抹消登記手続き、引越し等の引き渡し準備が必要となります。
もし、その準備をしていなければ、契約違反や損害賠償に発展する場合があるため、注意が必要です。
*抵当権抹消登記手続き
そもそも抵当権とは、融資を受ける際に借入れの担保として不動産に設定される権利のことです。
銀行は融資する代わりに、もし売主が住宅ローンの支払いを滞納した場合に備えて、不動産を売却して債務を回収する権利を持ちます。
もし、住宅ローンを返済できなくなったとき、金融機関は不動産を差し押さえ、それを競売にかけるなどして、売却代金を未払いのローンに割り当てます。
抵当権を外すには、住宅ローンを完済する必要があるでしょう。
また、不動産を売却する前には、住宅ローンを完済して抵当権を外さなければなりません。
なぜなら、抵当権が付いた状態で所有権移転登記をしたとしても、競売にかけられてしまう可能性があり、そのようなリスクのある不動産は誰も買いたがらないからです。
しかし、住宅ローンを完済しても、自動的に不動産から抵当権が解除されることはないため、それを抹消する手続きをする必要があります。
*各種公共料金の解約
物件の引き渡し日までには、ガス、水道など公共料金や、固定資産税、都市計画税などの解約をしておきましょう。
□不動産の引き渡しをする際の流れとは
引渡し当日の流れは、5つの段階を踏みます。
1つ目は、登記申請の書類確認です。
所有権移転登記等の申請を行うために、登記を代行する司法書士に必要書類を渡し、登記申請を依頼します。
2つ目は、残代金の受領、固定資産税等の精算です。
売買代金の残代金を受領し、固定資産税や管理費等の精算を行いましょう。
3つ目は、関係書類の引渡しです。
管理規約、パンフレット、付帯設備の保証書と取扱説明書、その他引き継ぐべき書類をまとめて買主に引渡しします。
4つ目は、鍵の引渡しです。
買主に建物に付属するすべての鍵を引渡し、不動産引渡確認証に署名と捺印をしましょう。
5つ目は、諸費用の支払いです。
仲介手数料の残額や司法書士への登記にかかる費用などを支払います。
□まとめ
今回は、不動産の売却を検討中の方に向けて、引き渡しの際の流れについて解説しました。
不動産の売却の際には、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。