実家を生前贈与する際には税金に注意しま…

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皆さんは実家を相続するか、贈与するかお悩みではないでしょうか。
この記事では、実家を贈与する際に必要となる名義変更の流れと税金について解説します。
贈与にフォーカスして解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

□実家を生前贈与する際の名義変更の流れを解説します!

実家を生前贈与する際には、名義変更が必要です。
名義変更の流れは「贈与契約書を作成する」「登記の手続きをする」の大きく2つのステップに分けられます。
それぞれのステップについて詳しく解説します。

まずは贈与契約書を作成します。
贈与契約に関しては、たとえ口約束であっても成立します。

ただ、口約束の場合、前言撤回される可能性があることも考慮に入れておきましょう。
そのため、後々言った言わないの水掛け論に発展することがあります。
これを防ぐためには、贈与契約書を作成しておくと良いです。

次は登記の手続きをします。
贈与契約書の作成が終わったら、登記の手続きに移ります。
贈与契約書の他にも、固定資産評価証明書や印鑑証明書、登記済み権利証や本人確認書類など、必要となる書類は多いです。

これらのことから分かっていただけるように、登記の手続きには手間がかかります。
そこで多くの方が、司法書士に業務を依頼するのです。
司法書士に依頼すると、書類も漏れなく準備してもらえます。

□生前贈与する際には税金に注意しましょう!

実家を生前贈与する際には税金に注意しなければなりません。
ここでは生前贈与で発生する税金やコストをご紹介します。

まずは贈与税です。
贈与税に適用できる特例がいくつか存在します。
たとえば、暦年贈与です。

これは、受け取る人一人につき年間110万円の基礎控除額が設定されています。
これを利用して、毎年110万円の範囲で贈与を受けるのも1つの手ですね。

ただ、注意していただきたいのが、定期贈与に見なされないようにすることです。
たとえば、10年間で1100万円贈与すると認められてしまうと多額の贈与税が発生してしまいます。

次は登録免許税です。
登録免許税とは、登記の際にかかる税金で、固定資産税評価額の2パーセントを納付する義務が生じます。
また、不動産取得税という贈与で不動産を取得した際にかかる税金も発生します。

□まとめ

生前贈与をどのように進めていけば良いのか、理解していただけたでしょうか。
生前贈与では贈与税や登録免許税、不動産取得税など様々な税金が発生しますので注意してくださいね。

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