実家の固定資産税が払えないとどうなる?…

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「実家の固定資産税が払えない可能性があって困っている」
このように納税できるかどうかで不安になっている方は多いでしょう。
そこでこの記事では固定資産税が払えないとどうなるのか、払えない時はどう対処するべきなのかを解説します。

□実家の固定資産税が払えないとどうなる?

実家の固定資産税が払えないとどうなるのでしょうか。
ここでは固定資産税が払えないと起こることを3つご紹介します。

*延滞税を支払わなければならなくなる

固定資産税を期限までに払っていないと、延滞した日数に応じて延滞税という追加の料金が発生します。
これは通常の納税額に上乗せして支払うことになります。

ただ、納税の猶予が認められると延滞税は発生しないので、固定資産税が払えないと分かった時点で、早めに自治体に連絡するようにしましょう。

*資産が差し押さえられる

固定資産税を払っていないと自治体から督促状が送られてくるのですが、督促状を無視していると、ご自身の財産が差し押さえられてしまいます。
督促状が到着してから10日経っても納税されていないと、財産が差し押さえられることになっているので注意してくださいね。

*競売にかけられる

車や不動産などの財産が差し押さえられると、納税額分のお金を回収するためにそれらが競売にかけられます。
もしご自宅が競売にかけられて買い手が決まると、強制的に退去させられてしまうのです。

□固定資産税が払えない時の対処法を解説します!

では、固定資産税が払えないと分かったらどうするべきなのでしょうか。
ここではその対処法をご紹介します。

1つ目は自治体の窓口に相談することです。
前半でもご紹介したように、早い段階で相談していると納税の猶予が認められる可能性があります。

2つ目は分納できないか確認することです。
分納とは、一度に納めるべき税金を分割して支払うことをいいます。

ただ、この方法は延滞金が発生するリスクがあります。
本当に計画的に支払えるのかをシミュレーションしてから納付するようにしましょう。

3つ目は不動産を売却することです。
固定資産税は毎年納税しなければなりません。
これが非常に大きな負担になるのであれば、いっそのこと不動産を売却して固定資産税を発生させないことが有効です。

□まとめ

実家の固定資産税が払えないと、延滞金が発生し資産が差し押さえられ、競売にかけられてしまいます。
早い段階から自治体に相談したり、不動産を売却したりして延滞金の発生を防ぐようにしてくださいね。

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