任意売却は債権者の同意が必要？メリットや注意点について紹介します！

「ローンの返済が苦しいから任意売却をしたい」
このようにお考えの方は少なくありません。
不動産を売却する際にはローンを完済しなければなりませんが、ローンが残っていても、任意売却によって不動産を売却できます。
この記事では、任意売却するメリットと注意点を紹介します。

任意売却のメリットは主に「実勢価格に近い値段で売却できる」「プライバシーが保護される」「初期費用がかからない」「売却後は分割返済が可能」の4つです。
それぞれ詳しく解説します。

まずは、実勢価格に近い値段で売却できることです。
任意売却は、債権者と交渉をしたのち、通常の不動産売却と同じ方法で進められます。
そのため、この方法では実勢価格に近い値段で売却できる可能性が非常に高いのです。

次は、プライバシーが保護されることです。
任意売却では、大々的に広告が打ち出されることはありません。
「どうしても家を売ろうとしていることが周囲にバレたくない」
このような方は任意売却がオススメです。

次は、初期費用がかからないことです。
通常、不動産売却では、売却代金が支払われる前に税金や諸費用を支払わなければなりません。
しかし、任意売却では依頼者の金銭的事情を考慮して、コストは売却後の代金から支払われるようになっています。

最後は、売却後は分割返済が可能なことです。
任意売却をしてもまだローンが残っている場合、残債の返済を分割で行えます。
任意売却の代金でローンを完済できなくても、競売にかけられるわけではないので安心してください。

任意売却にはメリットもありますが、当然同時に注意点も存在します。

例えば、必ずしも買い手が見つからないということです。
意外と見落としがちなポイントなのですが、任意売却をしようとしても必ずしも買い手は見つかりません。
適正な売却価格を設定して、競売にかけられるのを防止してくださいね。

また、債権者が同意してくれない可能性があることも考慮しなければなりません。
許可をもらう際に必要なのが、ローンを滞納したことについて債権者に対して開き直ったり、投げやりになったりする態度ではなく、誠実で真摯な態度です。

任意売却のメリットは「実勢価格に近い値段で売却できる」「プライバシーが保護される」「初期費用がかからない」「売却後は分割返済が可能」の4つです。
ただ、必ずしも買い手が見つからないこと、債権者の同意を得られない可能性があることにも注意しなければなりません。

任意売却は債権者の同意が必要？メリット…