空き家対策特別措置法とは?施行された理…

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「空き家対策特別措置法とは具体的にどのようなものか何か知りたい」
このようにお考えの方はいらっしゃいますよね。
そこで今回は、空き家対策特別措置法について解説します。
この法律が施行された理由についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

□空き家対策特別措置法をご紹介します!

ここからは、空き家対策特別措置法についてご紹介します。
この法律により、適切に管理されていない空き家を「特定空き家等」と認定し、所有している方に改善を求める助言や指導、勧告や命令などの措置ができるようになりました。
行政からの命令に従わない場合、代執行も可能です。
この場合、行政が強制的に撤去して、かかった費用を所有者に請求できます。

特定空き家等に認定されてしまう状態の基準は、主に以下のようなものです。

・放置しておくと倒壊してしまうリスクがあり、非常に危険な状態
・放置しておくと衛生の観点から有害になる可能性のある状態
・適切な管理が行われておらず、周囲の景観を著しく損なっている状態
・周辺の生活環境の保全を考慮すると、放置することが不適切な状態

□施行された理由をご紹介します!

ここからは、施行された理由についてご紹介します。
主な理由は以下の3つです。

・空き家が周辺に悪影響を与えるから
・空き家は今後も増加し続ける傾向にあるから
・空き家問題を法的に解決することを目的としたから

順に解説していきます。
1つ目の理由は、空き家が周辺に悪影響を与えるからです。
倒壊のリスクがあるほか、害獣や害虫、不法侵入など、適切に管理されていないとさまざまな問題があります。

2つ目の理由は、空き家が今後も増加し続ける傾向にあるからです。
空き家問題は、しばらくの間放置されていました。
空き家の数は年々増加の一途をたどっており、改善されそうにありません。
そこで、法的に取り締まる必要が出てきたのです。

3つ目の理由は、空き家問題を法的に解決することを目的としたからです。
さまざまな悪影響がある空き家が増加し続けることを考えると、自治体単位での対策ではなく、国として本格的に対策をする必要があります。
そこで、法的な効力を空き家対策の推進力にするために、特別措置法が施行されました。

□まとめ

この記事では、空き家対策特別措置法について詳しく解説しました。
特定空き家等に認定されてしまわないように注意しましょう。
空き家でお悩みの方は、本記事を参考にしていただけると幸いです。
また、不動産売却をご検討中の方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

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