共有名義の土地で片方が死亡した場合に相…

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「共有名義の土地で片方が死亡した場合、相続税がどうなるのかを知りたい」
このようにお考えの方は多いですよね。
そこで今回は、その場合の相続税について解説します。
流れや相続関係についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

□共有名義の土地で片方が死亡した場合に相続税はどうなるのかを流れとともに解説します!

共有名義の土地で片方が死亡した場合を考えてみましょう。
ここからは、その場合に相続税がどうなるのかを流れとともにご紹介します。

共有持分の相続も、手続きとしては一般的な不動産相続とあまり変わりません。
以下の手順で進めていきます。

・相続人の人数と遺言書の有無を確認する
・遺産分割協議を行う
・相続登記による名義変更を行う
・相続税の申告と納税をする

まずは、相続人の人数と、遺言書があるかないかを確認しましょう。
遺言書がある場合はそれに従い、ない場合は遺産分割協議を行い、遺産分割協議書を作成します。
遺言書は公証役場や法務局で検索したり、自宅を探したりしましょう。

次に、共有持分をどのように分割するかが決まったら、法務局で名義変更をしましょう。
かかる費用の目安は、遺産額が1000万円の場合を考えると、5万円〜10万円くらいです。

そして、相続税を申告し、納税しましょう。
期限は、被相続人が死亡したことを知った日の次の日から10ヶ月以内です。
遅れるとペナルティがあるので注意しましょう。
被相続人の住所地を管轄する税務署で申告する必要があることにも注意しましょう。

□相続関係はどうなるのかをご紹介します!

死亡した共有者に相続人がいる場合、相続関係はどうなるのでしょうか。
ここからは、2人で共有していたという前提で、相続関係についてご紹介します。

まず、自分が共有者の相続人でない場合は、共有者の相続人が共有持分を取得します。
共有者の相続人が自分を含めて複数いる場合には、ほかの相続人と共有者の共有持分を共有します。
そして、共有者の相続人が自分だけの場合、共有状態が解消されて単独所有になります。

ほかの相続人と共有する場合、遺産分割協議で単独所有にする場合が多いです。

□まとめ

この記事では、共有名義の土地で片方が死亡した場合の相続税について詳しく解説しました。
流れも相続税も一般的な不動産相続とあまり変わらないです。
相続税でお悩みの方は、本記事を参考にしていただけると幸いです。
また、不動産に関して何かお困りのことがございましたら、ぜひ当社までお問い合わせください。

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