親の土地を相続する流れとは?知っておき…

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親の土地を相続する際は、トラブルが起こらないように気をつける必要があります。
今回は、親の土地を相続する流れについてご紹介します。
今回ご紹介する相続の流れやポイントについて、トラブルを避けるためにもしっかり把握しておきましょう。

□親の土地を相続する流れについて

まずは、土地の分割方法を決めましょう。
土地は、はっきり目に見えて分割できるものではありません。
分割方法として、次の4つが挙げられます。

1つ目は、現物分割です。
現物分割は、土地をそのまま相続する方法です。
形を変えずに相続するので、手間がかからず親が残した遺産をそのまま形として残せます。

2つ目は、換価分割です。
換価分割は、相続した土地を売却して現金化してから相続する方法です。
相続した土地の活用方法がない場合や、土地の相続税が高額な場合におすすめの方法です。

3つ目は、代償分割です。
相続した際に、平等に分割されず不平等になる可能性もあるでしょう。
その場合、相続後の財産が平等になるようにするための方法です。
トラブルを避けられますが、多く受け取った財産の代償として渡せる資金があることが前提となります。

4つ目は、共有分割です。
共有分割は、相続する土地の名義を共有名義にする方法です。
共有名義になっている場合、手続が単独でできないことが欠点として挙げられます。

□知っておきたいポイントとは

流れに加えて、相続する際のポイントについてもご紹介します。
ポイントは、主に3つあります。

1つ目は、話し合いです。
親が認知症になってしまう前に、話し合いの機会を設けることをおすすめします。
土地の生前贈与というような方法は、対策にはなりません。
そのため、元気なうちに話し合っておくと良いでしょう。

2つ目は、節税ばかりを考えないことです。
節税も重要ですが、分割方法も重要です。
相続税に偏った対策をとることに集中しすぎて、相続人間の間でトラブルに発展してしまう可能性もあるので注意してください。

3つ目は、不要な土地を相続したら、相続放棄を検討することです。
いざ親の土地を相続しても、活用方法に困っている方も多いのではないでしょうか。
空き家のまま放置すると様々なリスクがあるので、空き家になる前に対策しましょう。

□まとめ

今回は、親の土地を相続する方法とポイントについてご紹介しました。
ご家族の状況にあった分割方法を選択し、トラブルを未然に防ぎましょう。
当社では、お客様に最善な提案をするために、お客様との会話やコミュニケーションを重視して行っております。
相続問題でお困りの際は、当社までご連絡ください。

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