空き家に誰かがいる?実際にあった事例と…

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空き家に誰かが住み着いてしまう可能性があることをご存じでしょうか。
犯罪の拠点として利用されることもあるため、注意が必要です。
今回は実際にあった空き家の占拠事例について解説します。
不法占拠への対策についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

□空き家に誰かがいる?実際にあった空き家の占拠事例をご紹介します!

ここからは、実際にあった空き家の占拠事例を3つご紹介します。

1つ目は、生活困窮者が住み着いた事例です。
ある生活困窮者の男性が雨やどりをするために一軒家の軒下に飛び込みました。
住んでいる人がいなさそうなことに加えて、窓のカギが開いていたため侵入し、1年以上も住み着いていたそうです。

所有者は他県に住んでおり、空き家の掃除に来るのは1から2年に1回ほどでした。
久しぶりに来たところ、その男性を発見したとのことです。

2つ目は、倉庫の代わりに使われていた事例です。
所有者の方は親から空き家を相続し、住居として利用するつもりで空き家を見に行きました。
その際に親の知人と称する男性が家中に山のような段ボールを積み上げていたそうです。

男性は小売業を営んでおり、親の生前に「商材の置き場として使う承諾を得ている」と主張して立ち退こうとしません。
なかなか立ち退かないため、訴訟にまで発展したとのことです。

3つ目は、不正購入した商品の受け取りに利用されていた事例です。
近隣住民から警察へ通報があり、事件が発覚しました。
不正入手したクレジットカード番号を利用し、インターネット通販で購入した商品を転売していた大きな組織犯罪の存在が明らかになったそうです。

□不法占拠への対策をご紹介します!

空き家の不法占拠への対策で大切なことは、しっかりと管理することです。
ここからは、不法占拠への5つの対策についてご紹介します。

1つ目は、郵便物やチラシを回収することです。
郵便物やチラシがたまっていると住んでいないとアピールすることになるため、こまめに回収しましょう。

2つ目は、庭の草木の手入れです。
家の周辺の草木がのび放題の場合は手入れする人がいないとわかってしまうので、こまめに手入れしましょう。

3つ目は、戸締りを強化することです。
カギを閉め忘れないのはもちろん、カギを二重にしたり、窓に防犯シートを貼ったりして工夫しましょう。

4つ目は、窓の近くに足場を置かないことです。
侵入の際に踏み台として利用できてしまうものは、窓の近くに置かないようにしましょう。

5つ目は、管理できない場合はプロに防犯対策を依頼することです。
空き家の管理には、多くの時間と労力がかかります。
忙しくて難しい場合は、空き家の管理をプロにお願いするのも良いでしょう。

□まとめ

この記事では、実際にあった空き家の3つの占拠事例と不法占拠への5つの対策について解説しました。
空き家の不法占拠でお悩みの方は、本記事を参考にしていただけると幸いです。
また、空き家の売却をご検討中の方は、ぜひ当社までお問い合わせください。

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