空き家を3年放置で罰金?空き家を放置する…

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「空き家を3年放置すると罰金を支払わなければならないと聞いたが本当か」
「空き家を放置するリスクを知りたい」

空き家に関して、以上のようなお悩みをお持ちの方はたくさんいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、空き家が罰金の対象となる理由と空き家放置のリスク、特定空き家とは何かを解説します。

□空き家が罰則の対象となる理由

*空き家が罰則の対象となる理由

放置し続けた空き家は、罰則の対象になる場合があります。
空き家が罰則の対象となる理由は、主に以下の2つです。

1つ目は、空き家が急激に増加していることです。
近年、空き家の数は急増しており、空き家は放置することで発生するさまざまなリスクがあります。
このリスクがさまざまなところで発生することを防ぐために、空き家に罰金が科されるようになりました。

2つ目は、空き家対策特別措置法が施行されたことです。
この法律は、2025年に施行されたもので、これによって行政の空き家への立ち入りが可能になりました。
そのため、放置した空き家が強制調査され、罰金の対象になることが増えました。

また、罰金の対象になる期間は決められておらず、行政が判断した際となっています。

*空き家を放置するリスク

空き家を放置する主なリスクは、以下の3点です。

1点目は、倒壊や衛生面のリスクがあることです。
空き家を放置すると、老朽化が進み倒壊のリスクが高まります。
また、シロアリなどの害虫の発生や雑草の増殖など、衛生面でも悪影響が発生します。

2点目は、不法投棄の被害に遭う可能性が高まることです。
放置され続けた空き家は、不法投棄がされやすくなります。
そもそも不法投棄は犯罪ですが、対処が面倒であり、また悪臭などの悪影響も発生するため防ぎたいものです。

3点目は、放火のターゲットになりやすいことです。
空き家は、侵入が容易であったり、人目につかない点から放火のターゲットになりやすいです。

□特定空き家とは?

特定空き家とは、倒壊する恐れが非常に高い空き家や、衛生環境が悪い空き家、近隣住民に迷惑をかける恐れがあるなどの空き家が指定されます。

特定空き家に指定されると、まず、固定資産税の支払額が大幅に上がります。
他にも、勧告を受けた特定空き家を放置した場合は、50万円以下の過料が科せられることがあります。

□まとめ

今回は、空き家が罰金の対象となる理由と空き家放置のリスク、特定空き家とは何かを解説しました。
今回の情報が、皆様のお役に立てば幸いです。
何かわからない点があった方や、不動産売買をお考えの方は当社にご相談ください。

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