持ち家の名義変更にお金はかかるの?何に…

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「持ち家の名義変更をしたい」
「名義変更にどんな費用がかかるの」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は名義変更が必要になるタイミングとかかる費用をご紹介します。
ぜひ参考にしてください。

□家の名義変更が必要になるタイミングはどんな時?

1つ目は遺産相続を行う時です。
家を相続する場合、相続人に家の名義を変更する必要があります。
相続の際に名義変更する場合を相続登記と呼びます。
相続登記を放置していると、他の方が亡くなった時にどんどん相続人が増えてトラブルのもとになります。

家を相続した場合は速やかに相続手続きを行うようにしましょう。
期限は決められていませんが、2024年には義務化されることになります。
違反した場合は罰金が課せられます。
放置している相続登記がある場合はこの機会に済ませてしまうようにしましょう。

2つ目は生前贈与を行う時です。
所有者が生きている内に無償で譲渡する生前贈与を行う際も、名義変更する必要があります。

しかし、相続と異なり、贈与を受ける側は不動産取得税、登録免許税、贈与税が発生します。
控除を使用すれば軽減できますが、どんな控除を使用できるのかは人によって異なります。
ご自身で確認しておくようにしましょう。

3つ目は財産分与を行う時です。
離婚の際に築いた財産を分配することを、財産分布と呼びます。
離婚成立前に財産分与を行うと、贈与税が課せられる可能性があります。

しかし、離婚成立後に財産分与を行うと税金がかかりません。
住宅ローンが残っている場合、土地と家の名義が異なる場合は手続きが複雑です。
司法書士に相談するようにしましょう。

4つ目は不動産売買を行う時です。
買主が所有権を主張するために名義変更が必要になります。
名義変更を請求できる権利が買主にあるため、早急に行うようにしましょう。

□名義変更にかかる費用はどのくらい?

1つ目は登録免許税です。
税率はどんな時に名義変更を行うのかによって異なります。
売買を行う場合や、同時に居住用の家屋を購入する場合、一定の条件を満たせば税率が軽減される可能性があります。

2つ目は必要書類の取得費用です。
名義変更には住民票などの必要書類が必要です。
それらを揃えるために費用がかかりますが、あくまで手数料であるため、そこまで高額にはなりません。

3つ目は司法書士への報酬です。
司法書士に名義変更をお願いする際、6万円から10万円程度報酬が必要になります。

□まとめ

名義変更が必要になるタイミングと、変更にかかる費用を紹介しました。
本稿を参考にしてスムーズな名義変更が行いましょう。
不動産相続について何か他に知りたいことがあれば、当社までお気軽にご相談ください。

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