土地を相続した際の遺産の分け方とは?現…

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「遺産を相続したが、分割の方法がわからない」
「相続人同士で、関係が悪くなるのを避けるにはどうすれば良いだろうか」
このような疑問を持つ方も多いでしょう。
そこで今回は、遺産分割の方法と相続争いの対処法についてご紹介します。

□遺産分割の方法について

1つ目は、現物分割です。
これは、遺産を現物として分割する方法で、売却などの手間が省けます。
手間がかからないことは良いですが、分割が難しい遺産が含まれていると、公平さが失われがちです。
土地などは特に難しいので、その点を考慮しましょう。

2つ目は、代償分割です。
代表者1人が遺産を相続し、その他の相続人に金銭精算をすることで相続を分割します。
公平性を保てる分割法として知られています。
ただし、代表者が金銭精算できるだけの資金力があるかが肝心なところです。

3つ目は、換価分割です。
遺産を売却し、それで得た現金を相続人で分けるという方法です。
遺産を現金にすると、相続人の間で公平に分けることもでき、問題が生じるリスクも少ないです。
遺産の買い手がいることが前提であることに気をつけましょう。

4つ目は、共有分割です。
遺産の名義を複数人にして、共有名義にすることで相続します。
売却の手間もかからず、金銭精算なども不必要です。
相続人の誰か一人の意見では、売却などができないことが注意点です。

以上が、遺産分割の方法についてでした。

□相続争いがある場合の対処法について

*土地の金銭的価値をどう見積もるか

遺産分割協議の時に適用する計算方法を間違えると、後でトラブルがおきてしまう恐れがあります。
したがって、実際の売買価格をもとに計算しましょう。
遺言などで指定されている遺産分割の方法が、ごく近しい親族の権利を侵害していないかが重要です。

*土地をどう分割すれば公平になるか

相続争いが収束しない場合、不動産鑑定士に鑑定評価をつけてもらうしかありません。

しかし、この方法だと費用がかかってしまうので、自力での解決をまずは目指しましょう。
不動産を共有名義にする、売却査定をお願いするなどが有効な手段でしょう。
完全な正解というのは無いので、相続人同士で話し合い、お互いの妥協点を見つけて金額を決めましょう。

以上が、相続争いがある場合の対処法についてでした。

□まとめ

今回は、土地売却にかかる税金と節税対策についてご紹介しました。
当初の疑問を解決できたのではないでしょうか。
また、ご不明点等ございましたら、お気軽に当社へご連絡ください。

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