遺産を相続する方へ!相続した遺産の登記…

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「相続手続きは自分で行った方が良いのか」
「相続手続きの流れが全くわからない」
このような疑問を持つ方も多いでしょう。
そこで今回は、相続手続きを自分で行うメリット・デメリットと、手続きの流れについてご紹介します。

□相続手続きを自分で行うメリット・デメリットについて

不動産情報は、法務部で管理されており、相続の際はこの情報を変更します。
この時行う相続登記は、相続手続きの中でも特に複雑と言われています。
相続手続きを自分で行うことには、メリット・デメリットの両方があるので、ご紹介します。

*メリットについて

費用が抑えられる点です。
司法書士に依頼すると5から10万円程度の費用が生じます。
手続きが複雑であればあるほど、そして件数が多いほど高額になります。
自分で全て行うと、この分の費用を抑えられます。

*デメリットについて

労力や時間がかかることに加え、記入漏れや間違いのリスクがデメリットです。
必要書類をまとめる作業だけでも相当な時間が必要にある恐れがあります。
また、書類作成にあたり、複数の相続人の同意も得なければならず、何かと労力もかかります。

配偶者と子どもだけが相続人である場合、時間に余裕がある場合などには、自分で行っても良いでしょう。
以上が、相続手続きを自分で行うメリット・デメリットについてでした。

□手続きの流れについて

ここからは、手続きの流れについてです。

まずは、不動産調査です。
不動産調査では、相続する不動産の把握をし、登記記録謄本を取得します。
そして、戸籍・戸籍附票収集をし、登記登録上の住所と死亡時の住所チェックをします。
遺産分割協議が必要であれば、このステップで行われます。

続いて、各種資料を作成していきます。
管轄法務部の特定や登録免許税の算定を経て、登録申請書を作成します。
収入印紙の購入・貼り付けをし、原本還付の用意までが準備です。
以上の流れで準備をし、管轄法務局へ申請を行いましょう。

この流れの中で、最も時間がかかるのが、戸籍収集です。
相続人の数、被相続人の戸籍状態により、集める戸籍量も変わるので、注意しましょう。

以上が、手続きの流れについてでした。

□まとめ

今回は、相続手続きを自分で行うメリット・デメリットと、手続きの流れについてご紹介しました。
当初の疑問を解決できたのではないでしょうか。
メリット・デメリットを十分に比較し、自分の置かれている状況まで鑑みて、資料作成を自分で行うか決めましょう。
また、ご不明点等ございましたら、お気軽に当社へご連絡ください。

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