親の死後に家の処分にお困りの方へ!処分…

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「親の死後、家の処分をどのようにすべきか分からない」
このような悩みをお持ちの方は多いと思います。
今回は親の家の後始末が必要な理由と処分する流れについてご紹介します。

□親の家を処分する理由をご紹介!

親の家を処分する理由は2つあります。

1つ目は固定資産税がかかるからです。
親がなくなった後に放置された空き家は、特定空き家という扱いになります。
これは周囲に影響を及ぼす可能性があるため、注意しましょう。
もし、特定空き家になると高い税金がかかり、固定資産税の優遇が受けられなくなります。

また、他の家も特定の空き家に指定されると、最終には強制的に取り壊されることになります。
そのため、固定資産税を払わないためや強制退去や強制取り壊しにされないためにも後始末は大切です。

2つ目は空き家対策です。
親がなくなってから今まで親が住んでいた家が空き家状態になると、手入れをしなければ老朽化してしまう可能性があります。
家は住まないと自然に状態が悪くなり、住めなくなってしまいます。
最終的には家が劣化してしまい環境にも悪影響を及ぼします。

また、不法侵入や不法滞在も発生してしまい犯罪が起こる可能性があります。
そのため、空き家対策する必要があります。

□実家を処分する流れをご紹介!

実家を処分する流れは8つあります。

売却準備から始まり、価格査定、書類提出、媒介契約、販売活動、媒介契約、物件引き渡し、確定申告という流れになります。

その中でも準備段階の際の遺言書について詳しく説明します。
まず、売却する際の下準備として高く売るタイミングを見計らって売却することが大切です。
そのようにすると、遺産の分け前を増やせます。
もし、土地が値下がりしているタイミングで売ってしまった場合、相続の際の遺産が減ってしまいます。

また、下準備の際に売却処分する場合、遺言書の有無を確認すると良いでしょう。
もし、被相続人が有効な遺言書を残していた場合はその内容に従う必要があります。
金銭トラブルを起こさないためにも遺言書は重要な役割を持つと言えるでしょう。
しかし、遺言書が法律的な条件を満たしていない場合があると、その遺言書は有効にはなりません。

そのため、公正証書遺言というものがあります。
これは被相続人が弁護士や税理士にアドバイスを受けながら作成できます。
家庭内のトラブルを未然に防ぐ良い手段です。
もし、遺言書が見つからない場合は、被相続人が会っていた弁護士や税理士に相談すると良いでしょう。

□まとめ

今回は親の家の後始末が必要な理由と処分する流れについてご紹介しました。
本稿を参考にしていただけると幸いです。
相続問題でお困りの方はぜひ当社にお問い合わせください。

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