空き家の解体に補助金はもらえるの?注意…

  • NEWS

空き家の解体補助金はさまざまな利点があります。
今回は空き家の解体補助金とその注意点についてご紹介します。

□空き家の解体補助金をご紹介!

空き家の解体補助金は4種類あります。

1つ目は都市景観形成地域老朽空き家解体事業補助金です。
都市の景観を守るために、長い間そのままにされた住居の解体費用を補助する制度です。
この支給を受ける条件としては、空き家の関係者に解体工事後に景観形成基準を満たす土地の利用方法が求められます。
上記の制度と同じく、解体費用の20%から50%が支給されます。

2つ目は老朽危険家屋解体撤去補助金です。
老朽化などで倒壊の可能性がある危険な家の除去を促す制度です。
補助金を受けるためには、まず自治体より認定や耐震診断を受ける必要があります。
自治体にもよりますが、解体費用の20%から50%程度支給されます。

3つ目は自治体による補助金です。
これは、東京都大田区での耐震性が不足する木造住宅を除去する際にかかる費用の一部を補助金として受け取れます。
この補助金は工事費用の2/3まで受給でき、最大で75万円です。

4つ目は建て替え建設費補助金です。
これは、老朽化した家を取り壊し、一定の基準を満たす住宅を建築する際の解体費用や建築費用の一部を補助する制度です。
さまざまな条件を満たさないと受給できないため、各自治体のホームページで確認する必要があります。

□空き家の解体補助金の注意点をご紹介!

空き家の解体補助金の注意点は4つあります。

1つ目は審査に時間がかかることです。
時間としてはだいたい1か月ほどかかります。
なぜなら、倒壊の危険性やどのくらい老朽化しているのかを確認する必要があるからです。
また、解体の工事中に申請すると間に合わないため、補助金の相談や申請は早めに行うことが大切です。

2つ目は対象となる物件は自治体によって異なることです。
空き家の物件が取り壊すべきか、そうではないのかは市区町村によって違います。
そのため、補助を受ける前提で作業や計画を進めてしまっているにもかかわらず、補助を受けられないケースがあります。
まずは、工事前に各自治体に察知されている窓口に相談しましょう。

3つ目は申請を工事する前に行うことです。
上記の注意点でも述べた通り、申請や相談は工事が始まる前に行います。
工事中に申請して万が一何かあった場合、補助を受けられなくなる可能性や、申請忘れで数十万円を余分に支払う可能性もあります。

4つ目は工事終了後にしか補助金は受け取れないことです。
この注意点はよく見落としがちな部分です。
補助金や助成金は工事が終わった後に支給されるため、最初に工事する金額は全額自分で払うことになります。

□まとめ

今回は空き家の解体補助金とその注意点についてご紹介しました。
解体補助金でお困りの方はぜひ当社にお問い合わせください。

一覧へ戻る