家を処分ではなく相続する場合は?手順を…

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「家を相続する際、何をすれば良いのか」
「相続する場合、どんなお金が必要になるのか」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで、今回は家の相続の手続きと相続税についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

□家の相続をする場合の手続きとは?

家の相続を行うのが初めてだという方が大半でしょう。
そこで、以下で家の相続を行う際の手続きをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

*今すぐやるべきこと

相続をすると分かった際にすぐにやるべきことは、死亡届の提出と遺言書の有無を確認することです。
ここで注意したいのが、死亡届を7日以内に提出する必要があることです。
法律で義務付けられているため、遅れないようにしましょう。

*早期に始めた方が良いこと

被相続人の出生から死亡までつながる戸籍謄本の取得です。
誰が相続の権利を持っているのかを確認します。
時間がかかる場合がありますが、ひとつの書類が欠けるだけで相続の手続きがストップしてしまうので、確実に行いましょう。

早めに、時間がかかる作業を終わらせておきましょう。

*随時行うべきもの

遺産分割協議書の作成を随時行っていきます。
自筆の署名と実印の押印が必要になります。

□家を相続する場合の相続税はいくらかかる?

家の相続税はいくらかかるのでしょうか。
実は家単体には相続税がかかりません。

相続税とは遺産総額に発生するもので、預貯金や不動産など個々に発生しないためです。
家を含めた遺産の評価額に相続税がかかります。
遺産を分割した場合に各人が支払う相続税は、遺産総額から算出した相続税を各相続人に配分した額です。

支払い期限は10ヵ月以内です。
もし払えない場合は延納や物納といった方法もあります。
最長20年間延納が可能です。
しかし、この方法は利子税がかかるため、支払い総額が多くなる点に注意しましょう。

また、相続税には基礎控除と呼ばれる誰でも使用できる制度があります。
この控除額が遺産総額を上回った場合、相続税を支払う必要がありません。

さらに、配偶者控除や未成年者控除などさまざまな控除があります。
ご自身がどんな控除を利用できるのか知りたい方は、ぜひ当社にご相談ください。

これらが家を相続する場合にかかる税金です。
さらに詳しく知りたい方はぜひご質問ください。

□まとめ

家の相続の手続きと相続税についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
この記事がお客様の役に立てれば幸いです。
また、何かご不明な点があればお気軽にご相談ください。

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